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「よいとまけのうた」

友人のブログで話題になって気になって調べてみました。
たしか亡き母が美輪さんが好きだったので、1度だけいっしょにテレビで聞いたことがあったような気がして。
「ヨイトマケの唄」丸山明宏作詞・作曲 1965年
父ちゃんの為なら エンヤコラ
母ちゃんの為なら エンヤコラ
もひとつおまけに エンヤコラ
1)今も聞こえる ヨイトマケの唄
今も聞こえる あの子守唄
工事現場の 昼休み
たばこふかして 目を閉じりゃ
聞こえてくるよ あの唄が
働く土方の あの唄が
貧しい土方の あの唄が

2)子供の頃に 小学校で
ヨイトマケの子供 きたない子供 と
いじめぬかれて はやされて
くやし涙に くれながら
泣いて帰った 道すがら
母ちゃんの働く とこを見た
母ちゃんの働く とこを見た

3)姉さんかむりで 泥にまみれて
日に灼けながら 汗を流して
男にまじって 綱を引き
天に向かって 声あげて
力の限り 唄ってた
母ちゃんの働く とこを見た
母ちゃんの働く とこを見た

4)慰めてもらおう 抱いてもらおうと
息をはずませ 帰ってはきたが
母ちゃんの姿 見たときに
泣いた涙も 忘れはて
帰っていったよ 学校へ
勉強するよと 言いながら
勉強するよと 言いながら

5)あれから何年 経った事だろ
高校も出たし 大学も出た
今じゃ機械の 世の中で
おまけに僕は エンジニア
苦労 苦労で 死んでった
母ちゃん 見てくれ この姿
母ちゃん 見てくれ この姿

6)何度か僕も ぐれかけたけど
やくざな道は ふまずにすんだ
どんなきれいな 唄よりも
どんなきれいな 声よりも
僕をはげまし 慰めた
母ちゃんの唄こそ 世界一
母ちゃんの唄こそ 世界一

今も聞こえる ヨイトマケの唄
今も聞こえる あの子守唄・・・

父ちゃんの為なら エンヤコラ
子供の為なら エンヤコラ

昔のかあちゃんたちのたくましいまでの愛情が心に染みる歌ですよね。
私の母も祖母もたくましい心の持ち主だと思います。

私も強くなりたいです。
子供をもっと愛せるように…。愛していないわけはなく愛しい存在であるのだけど
時折、わずらわしく思ったり、うざったかったり、もういらないと感じてしまう弱さをすべて包括できる強い母親に
なりたい。
薬が切れると優しくなれない今の自分が許せないというか嫌い。
強くなりたい、強くなりたい…。
*ちなみに「よいとまけ」とは
「建築現場などで,地ならしのために大勢が一斉に鎚(つち)を滑車で上げ下げすること。また,それをする人。あるいはそのときの掛け声。」だったのです。「お父ちゃんのためならエンヤーコーラ」とか、そういう掛け声から始まる歌」