雑談のススメ 1【雑談ってなんだろう】
コミュニケーションセラピスト、家族支援カウンセラーの小瀧弘美です。
最近、会社の中でもパソコンの画面の向かう人達が会話もなく黙々と仕事をしている光景をよく目にします。昔と比較すると機械が働いてくれる分、なんでも効率よく動いているような気がします。
でも、その反面、人とのコミュニケーションが苦手、という人が増えているのではないでしょうか?隣の人と連絡するのもメール、なんてことも普通にあるようです。笑い話のようですが現実にあることなのでびっくりしてしまいます。
企業の中には「雑談なんて無駄だ」という風潮もあるかもしれません。
「雑談」って無駄なんでしょうか?
緊張して入社した新入社員とのコミュニケーション、上手にとれていますか?取引先の方と初めて会ったとき、スムーズにお話し出来ていますか?
普段の「雑談」の中でこうしたスキルも知らず知らずのうちに磨かれることをあなたは気づいているでしょうか?
どんな人とでも会話を続けられる能力、この技術は「雑談」の中で磨いていくことが可能です。
「雑談は単なる暇つぶし」と思っていませんか?
雑談の中にこそビジネスに役立つ情報がたくさんあることをご存じでしょうか。
人と人が取引をすることは、単なる数字だけではありません。お互い血の通った人間ですもの、相手の人となりを理解することはビジネスをスムーズに進める上で大切です。
そのためには、人となりが出る雑談は重要なツールです。雑談の中にはその人の価値観や性格が表れるものです。
一朝一夕には身につかない雑談力は普段の社内コミュニケーションの中でスキルを磨いてほしいです。
まず手始めに「相手を観察すること」から始めましょう。
「会話はキャッチボールに例えられますが、相手がどのようにボール投げて、どのような球を受け止めてくれるのか、それを知ればスムーズに会話をすることが可能です。
相手を知るためには、「相手の話に耳を傾ける」ことが大切なポイントです。会話をするとき、自分が面白い話をすることが大切だと考えている人もいますが、そこは要注意!
まずは相手のことを知ることが大切です。会話の主役は相手、相手が話しやすい雰囲気づくりを心がけ自分は上手に聞くことを心がけましょう。
きちんと話しを聞いた上で、積極的な質問をして、相手の価値観に触れるような話の展開をしていきましょう。きちんと聞いていれば、相手の心に響くいい質問も出来るでしょう。
いい質問にはいい答えが返ってきます。こういったやり取りを丁寧に繰り返すことで会話は途切れませんし信頼関係も紡がれていくのです。
そうした会話が出来て、相手の話に共感し、相手を認めるような発言ができるようになれば信頼関係も出来き、自然といろいろな話をしてもらえるようになります。
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