起立性調節障害と低気圧

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コミュニケーションセラピスト、家族支援カウンセラーの小瀧 弘美です。

 

 

うちの娘は低気圧が近づくと、体調が悪化します。梅雨時も台風の時期も苦手です。

今日も強力な寒気が来ているせいか、目覚めません。

もちろん個人差はありますが、起立性調節障害は季節や気圧に影響される病気でもあります。

気温や気圧は、自律神経に影響を与えるため、健康な人でも、天気が悪い日や季節の変わり目などでは、手足がむくみやすい、体が重だるいなどの不快な症状を感じることがあります。

起立性調節障害の子どもは自律神経の調整がうまくできないので、気温・天候・気圧の変化は、身体症状に顕著に現れることが多いようです。

春~夏にかけて
●雨天などの低気圧日に多い。
気温が高くなって汗をかくと、体内の水分が不足して、血液量が減少します。
それに伴って血圧が低下するため、症状が強く現れたり、重度化することがあります。

■血圧が高くなるとき

秋~冬にかけて
●晴れの日など
気温が低くなると、症状が軽減する子どもが多いのが特徴です。
交感神経が活発になりやすく、血圧が上昇します。
血流が悪いために、冷え性に悩む子どももいます。

うちの娘の場合は、一年中、低気圧に左右されています。血流も悪いため手足は一年中冷たいです。個人差の大きい病気なので、症状はそれぞれだと思います。

成長期の子どもは、筋肉や骨といった肉体組織と心のバランスが崩れやすいといったイメージはあり、親もそのあたりの変化は気づきやすいのですが、全体をまとめる役割の自律神経に関して、無関心になりがちですね。

起立性調節障害は自律神経の不具合ですから、ちょっと注目してくださいね。

自律神経って大切だし、自分でコントロールが出来ないところがもどかしいですね。

だって、自律神経って、心臓をはじめありとあらゆる臓器を動かすことに関与しています。

あなたは自律神経に命令していますか?心臓動かしてって。命令したことないでしょ、自律神経はずっとその働きをやってくれています。

この自律神経がうまく動かないから具合が悪いのだと考えるとこの病気の子どもたちのしんどさが想像できるのではないでしょうか?

現代の社会的・精神的要因も影響しているのが起立性調節障害ですが、短絡的に原因を決めつけてしまわず、子どもの体調に気を配ることを優先して寄り添っていくことが必要だと思います。

 

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