生き辛さを感じている人はスペシャルタレント気質かもしれません。

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コミュニケーションセラピスト、家族支援カウンセラーの小瀧弘美です。

 

あなたは、小さい頃から今までの間に生き辛さを感じたことはあるでしょうか。

大人になってから生き辛さを感じる人、過去に生き辛さを感じてた人は「スペシャルタレント気質」を持っているかもしれません。

スペシャルタレント気質とは五感の敏感さを持つ気質で、好きなことにはとことん集中力を発揮する気質なので、自分の得意なことを伸ばしてきた人は、大人になって成功していることが多いです。

スポーツ選手や芸能人にはこの気質を持っているのでは、と感じる人が多いです。実際チェックリストやってもらったわけではないのですが、発言とか行動とかを見ているとそう感じることが多いんですよね。

コミュニケーションは苦手ではなかったでしょうか

得意なことで頑張れる反面、人とのコミュニケーションには、あまりこだわりをもたない気質なので、空気が読めないとか、変わっているとか、付き合いが悪いとか言われてしまうことも。

これらが理由で不登校になってしまった人、結構多いんです。今、不登校の子どもたちにもこの気質の子が見られます。

この空気が読めないとか、変わっているとか、付き合いが悪いとかの事柄は、本人には悪気はないんですけどね。

スペシャルタレント気質の人は、脳の使い方が、自分の興味や関心事に70%、社会性、人とのコミュニケーションに30%という配分なのです。つまりは、人間関係で苦戦することが少なくありません。

この気質でない人は、配分が逆です。

特に、今の中高生たちは、社会性ということ、みんなと一緒に同じようにということにかなりのエネルギーを使っています。LINEはよく話題になりますが、グループラインをしているとそれこそ寝るまで気が抜けない。既読しないと後で大変なことになる、という話を聞きます。

スペシャルタレント気質の人達はこういう波に乗るのは苦手です。

自分の興味意外には時間を割きたくないですし、みんなと同じということにあまり力をいれないので。これを同じようにやれ、と言われても脳の構造が違うわけですから、最初から無理だと思います。強要されれば大変な苦痛だと思います。

ですから、不登校を経験する子どもたちの多くにこの気質が見られます。

今、大人になって生き辛いなーと感じている人は、似たような経験をしてきている人が少なくないのです。

スペシャルタレント気質は遺伝かも

このスペシャルタレント気質は、大抵の場合、身内に同じ気質を持っている方が存在しています。両親のどちらか、あるいは両方。また祖父母かもしれません。家族にこの気質の人が多いと家族内でのコミュニケーションに問題があることも多く、小さい頃にこの気質の人との関わりでストレスが過多になっている場合もあります。

スペシャルタレント気質の人が、自分が、「人とのコミュニケーションが苦手なのはこれだったのか」と理由がわかると、ちょっと安心した、と言います。自分が至らないから、みんなと同じに出来ないダメな人間だと思っていたと言われる方が多いです。

気質なので、急にがらっと変わることはありません。

でも、自分の気持ちの切り替えや人と関わるコツなどを学ぶことで生き辛さは大分軽減出来ますよ。

私のカウンセリングでは、スペシャルタレント気質のチェックをしたり、自分を知るためのワークを取入れることもしています。ワークを行う場合は、何回かお会いして、トレーニングしてもらっています。もちろん宿題も出しますしね。

私のカウンセリングを受けると、今、悩んでいることの本質が見えてくることも多いです。本質が見えてきたら、さあ、どうしましょうか、ここからはじめてみよう、ということになります。

さあ、私と作戦会議しませんか?

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