スペシャルタレント気質という気質があることを知っていますか?

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コミュニケーションセラピスト、家族支援カウンセラーの小瀧弘美です。

突然ですが、貴女は「スペシャルタレント気質」って知っていますか?

豊かな五感力とこだわりの強さが特徴の気質です。

スペシャルタレント気質を持つ方は、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚の感度がよく、自信のこだわりの強さと結びつくと芸術分野やスポーツ分野、物づくりの分野での素晴らしい活躍をする可能性を秘めた気質と言えます。ここだけ見ると羨ましい気質ですね。

しかし、羨ましい…ばかりでない残念さも併せてあるのです。

こだわりの強さから、何でも自分自身が納得しないと取り組むことが出来なかったり、みんなと同じ取り組みを拒否してしまうことも。自分の興味や関心のあるものには一心不乱に集中し打ち込むのですが、学校のように時間で区切られたりすると気持ちの切り替えができずトラブルになることもあります。

特に思春期には苦労することも少なくないのです。

不登校のお子さんや社会で生き辛さを感じている方の中に、このスペシャルタレント気質を持っている方が少なくないように感じます。

スペシャルタレント気質の人は、物事を0か100、好きか嫌いか、敵か味方か、成功か失敗、勝ち負け、白か黒という二分法で判断する傾向があり、グレーゾーンを受け入れることが苦手です。

相手の肯定的な部分より否定的な部分が気になることが多く、それを口に出さずにはいられないため、ストレートな物言いと相まって、周囲の人を傷つけたり、誤解されたりすることも少なくありません。

大人になるに従い、このあたりを受け入れていく場合もありますが、受け入れることが出来ない場合、現代社会の中では生きづらさが伴ってしまうこともあるでしょう。

急かされたり、大声で叱られたりすることにも強い抵抗を示すこともあります。自分のペースが乱され、自分の世界が侵されたように感じ折り合いをつけることができないからです。それゆえに、自己チューでわがまま、協調性に欠けると非難されることも少なくありません。

我が子にこういう気質を見つけた時に「なぜ?」と思われることがあると思います。

折り合いをつけるところはつけないと社会でやっていけない…こんな風に感じるかもしれませんね。

スペシャルタレント気質の人は興味関心に繋がる五感力に70%の力が向きますが、人とのコミュニケーションに気を使う社会性には30%しか力が向かないという偏った特徴があります。

これは持って生まれた気質なので、こういうバランスなんだなと考える、このバランスを踏まえて向き合うと今まで理解できなかったことが少しずつわかってくると思います。

最初はこの気質のネガティブさばかり気になるかもしれませんが、この気質の良い面を伸ばせば素晴らしい才能を発揮し活躍できる可能性もあります。

マイナスの部分を知り、上手にコントロールすることで生き辛さの軽減にも繋がります。自分の気質を知り切り替えていく、ということがとても大切です。

スペシャルタレント気質を持っているか、どうかのチェックリストを用意したので興味のある方は試してみてください。

チェックリストのダウンロードはこちら

https://hiromikotaki.com/wp-content/uploads/2017/12/81b32f00b79f8c8e0dace942cbdc280c.pdf"

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