家族支援カウンセラーとは?
コミュニケーションセラピスト、家族支援カウンセラーの小瀧 弘美です。
今更ですが、家族支援カウンセラーってどんな人?どんなことするの?
というのを書いてないことに気づきました。
一般社団法人家族支援メンタルサポート協会のHPによると
社会全体の家族支援力が低下する中で、孤立化し、苦戦する家族が激増しています。今、これらの苦戦する家族に、心から共感し寄り添うことのできる、実践的サポーターが求められています。
「家族支援カウンセラー®」は、苦戦する家族に対して、いつでもどこでも気軽に相談できる解決重視型のカウンセリングによる支援をめざす、新しいカウンセラー資格です。
となっています。
私の大好きな森薫先生(一般社団法人家族支援メンタルサポート協会理事長)は、
ドラえもん型のカウンセリングを推奨されています。
ちょっとシンドそうな人を見かけたら「どうしたの?大丈夫っ」って声を掛けてくれる、
昔よく見かけた近所の世話好きなおばちゃんのように、気軽に話せる存在がいるといいよねって
先生とお会いした時によくお話ししています。
ドラえもん型のカウンセリングとは解決重視型のカウンセリングです。
現在、日本で行われている多くのカウンセリングは本人の気づきに導くものですが、気づいた後は本人に任されます。
私は、もう少しおせっかいなカウンセラーです。
そう、家族支援カウンセラーってちょっとおせっかいもするカウンセラーだと思います。
気づいたんだね、じゃ、どうしようか?どうしたい?って、作戦会議をするカウンセラーです。
ドラえもんがポケットから不思議な道具を出してくれるように、必要な情報を取り出し提供しています。
出し惜しみせず、持てる力を使っています。
カウンセリングは依存させてはいけない、といわれます。なので、依存はさせませんよ。
作戦を実行するのは、お客様ご本人です。私は背中を押すだけ。
出来なかったーというのも、もちろんあり、です。
その時は、リトライもあるし、また違う作戦を考えようっていうのもあり、ご相談者さまのペースに寄り添ってやっています。
そんなカウンセリングを繰り返しているうちに、悩んでた方も、笑顔が明るくなってくるんですよ。
今は、人間関係が希薄になってきていて、子育ても孤育てになっていることも少なくありません。
お母さんが一人奮闘している光景はよくあることです。
特に、発達障害のお子さんを育てているお母さんにはよく見られます。
森先生は発達障害という言葉でなく、スペシャルタレント気質(ST気質)ととらえようよ、とおっしゃいます。
出来ないことをみるのではなく、出来るところをみて伸ばしていこうって。
私も、以前から発達障害の障害って言葉はネガティブでしっくりこない、と思っていました。
スペシャルタレント、素敵な言葉だと思いませんか?
その子にだけある素敵な特質。これを伸ばしてあげられたら、どんなに素敵なことでしょう。
そんなことを言ってくれる人が身近にいたら、一人孤育てに苦しんでいるお母さんは
ほっとするのではないかしら?
私は、そんな身近な家族支援カウンセラーでありたいと日々活動しています。