商談や面談がスムーズに進む雑談のコツ
コミュニケーションセラピスト、家族支援カウンセラーの小瀧 弘美です。
以前、雑談について書いたのですが、2018.2.6(火)の日本経済新聞に雑談のコツがまとめられていたので、ご紹介します。
<商談や面談がスムーズに進む雑談のコツ>
・相手に関心を示すことが重要
・自分のことを話しすぎない。商談の冒頭から半分くらいまでは相手に話してもらう。
・質問は「5W1H」で。相手が「はい」「いいえ」以外で答えられ、話題が広がる。
・相手と目を合わせる、相手の話にうなずくなどのボディランゲージで信頼関係を築く。
・宗教、政治、プロ野球の話は議論になりやすく避けた方が無難。
・相手の関心に合わせて雑談のネタを仕入れる。方法は読書、旅行、セミナーへの参加など多様。
・商談後、5~10分の雑談で信頼関係をさらに強固にできる。
・相手に軽く笑ってもらえるようなちょっとした失敗談で、相手との共感ポイントを作る。
・年上と話す時は「教えてください」というスタンスが基本。
・年下と話すときは世代を意識した発言は避ける。背もたれにもたれないなど座り方にも注意。
日本経済新聞(夕刊)Biz ワザより引用させていただきました。
雑談が苦手でも
以前、雑談について書いたのは「雑談が苦手なんです」という話を伺ったことがきっかけでした。
調べてみると雑談が苦手という人が少なくなく驚きました。特に、若い人は年上の人と何を話せばいいかわからないという。
営業職であれば、お互いの信頼関係を築く上で雑談は重要だと思います。相手のことを知らなければ、なかなか商談へ進むことは大変。信頼関係がないまま商談に進んでも、商品なんて買ってもらえませんしね。
だからといって、頑張り過ぎることはないんですよ。苦手なら苦手なりに自然体で、話すのがいいと思います。その時に、上に書いてあるNGポイントを犯さないように気をつけましょう。話す時もあまり早口でなく、相手の話にはうなずくなどのジェスチャーも入れて落ち着いて聞き役になるというのもいいと思いますよ。
雑談も数をこなすうちに上手になっていきます。
「雑談のススメ」もぜひ読んでみてくださいね。