不登校になったとき③【お母さんの気持ち】
コミュニケーションセラピスト、家族支援カウンセラーの小瀧 弘美です。
不登校が子どもからのSOSだとしたら
学校に行かない=子どものSOS
と考えることが出来ると「休ませよう」と思うことも
比較的簡単に出来るかもしれません。
それでも、
「うちの子が不登校」
という事実はお母さんのストレスであることは変わらないでしょう。
子どもが不登校になった時のお母さんの気持ち
朝から憂鬱なんですよね。今日も行かないんだ、とか学校に電話しなきゃ、とかね。いろいろ気になることが湧き出てきますよね。
こういうことが、
なぜ、ストレスになるのか?
何がストレスなのか?
考えたことがありますか?
・こんなに休んだら、進路が心配。
・受験に不利になってしまう。
・学校に毎日電話しなくちゃいけない。
・先生に学校に来させてくださいとか言われる。
・夫に、お前の教育が悪いって言われる。
・姑にもいろいろ言われる、実の親にも言われる。
・ママ友にも「大丈夫?」って聞かれるけどそのたびに不快になる。
私が個人カウンセリングする中で、よく聞く言葉です。
もう一度、良く見てください。
これ、誰の不安か、もうわかりますよね?
全部、お母さんの不安ですね。
子どもさんの不安ではないんですね。
わかりますか?
カウンセリングでお会いすると
「子どもが不登校で、もう子どもの将来が心配」
って最初はみなさんそう言うんですよ。
不登校の不安、親と子のズレ
学校に行きたくない子供は、学校に行くことが不安なんです。
将来よりも「今」不安なんですね。
そこに、お母さんとお子さんのズレがあるのです。
たぶん、多くのお母さんがそうだと思います。
私もそうだったから。子どもの気持ちとだいぶズレていました。
そのズレに気づかずに娘を傷つけました。たくさん。
だから、今悩んでいるお母さんには早く気づいてほしいのです。
わたしとのカウンセリングで、
一つ一つ伺っていくと何が不安なのか、
何が心配なのかが見えてきます。
特に私は経験してきたことだから、お母さんが悩んでるポイントがよくわかります。
私と話しているうちに、ほとんどのお母さん自身が
自分の不安なこと
がわかります。
もちろん、人それぞれ、同じ不登校でも悩みは違います。
でも、一つずつ解きほぐしていくと
「なあんだっ」
ってことも多くあります。
お母さんが自分に気づくことが、お母さんのストレスを軽くする第1歩です。
お母さんの気持ちが変わるといろんなことが動きだします。
不登校の解決への早道は、お母さんが笑顔になること。これ、本当です。
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